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白井 浩; Barabaschi, P.*; 鎌田 裕; JT-60SAチーム
Fusion Engineering and Design, 109-111(Part B), p.1701 - 1708, 2016/11
被引用回数:22 パーセンタイル:88.55(Nuclear Science & Technology)2019年の初プラズマを目指してJT-60SAプロジェクトが着実に進展している。JT-60SAは、最大電流が5.5MAで臨界プラズマ条件の下長パルス運転を行うよう設計されている超伝導トカマクである。日欧で分担するJT-60SA機器の設計及び製作は2007年に開始した。本体室での組立は2013年1月に開始し、真空容器セクターの溶接作業が現在クライオスタットベース上で行われている。TFコイル、PFコイル、電源、冷凍器システム、クライオスタット胴部、熱遮蔽等のその他の機器は据付、組立、調整運転のため那珂サイトに搬入されたかもしくは搬入される予定である。本論文ではトカマク機器及び付属システムの製作、据付、組立の技術的な進捗、並びに日欧の核融合コミュニティーが共同で策定するJT-60SA研究計画の進展について述べる。
斎藤 祐児; 菅 滋正*; 柿崎 明人*; 松下 智裕*; 今田 真*; 大門 寛*; 小野 寛太*; 藤沢 正美*; 木下 豊彦*; 石井 武比古*; et al.
Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena, 78, p.329 - 332, 1996/05
被引用回数:0 パーセンタイル:0.03(Spectroscopy)強磁性体ニッケルの3pおよび3s内殻準位とMVVオージェ電子とスピン分解光電子分光で調べた。内殻準位については、多重項をとり入れた不純物アンダーソンモデルに基づき解釈することができた。オージェ電子については従来の予想に反して正のスピン偏極度が観測された。また、本構造により高エネルギー側にも正のスピン偏極度が観測された。主に3d終状態と考えられていた主構造は、3dと3d終状態が強く混成していることがわかった。主構造より高エネルギー側の正のスピン偏極度は、大きくスピン偏極した2次電子励起に由来するという解釈を初めて行った。
小沢 国夫; 川面 澄; 藤本 文範*; 小牧 研一郎*; 寺沢 倫孝*
Atomic Collision Res.,Prog.Rep., (4), p.62 - 63, 1978/04
重イオン衝撃によるCr,Mn,Fe,Co等の3d元素のL X線スペクトルは非常に複雑であり、HFS法による解析はSatelliteやHypersatelliteが数多く重なり合っていること示している。その外、電子昇位による3d電子のN殻への移動によって引起される低エネルギー側のサテライト・ピークも観測される。本レポートに今までの成果の要約を述べる。
飯泉 仁; 下司 和男
Journal of the Physical Society of Japan, 45(2), p.711 - 712, 1978/02
被引用回数:35重水素化アンモニア・ロツシエル塩の強誘電相において、中性子の衛星反射を見出した。この反射はhn k lあるいはh+1-2n k l で指数ずけられるもので、は温度とともに0.075(110K)から0.92(12K)まで変化する。4次までの衛星反射が観測され、2次が非常に強いという得意な性質を示す。が温度下降とともに増加することはこれまでincommensurate構造で知られていた一般的性質に反するものである。
東島 智; JT-60SAチーム
no journal, ,
JT-60SA計画は、幅広いアプローチ活動として日欧共同で実施するサテライト・トカマク計画と、我が国のトカマク国内重点化装置計画の合同計画である。JT-60SAの目的は、人材育成に加え、ITER運転シナリオの最適化などのITERの支援研究、及び高プラズマ圧力、高自発電流割合プラズマの運転・制御・長時間維持手法の開発などITERの補完研究を通してトカマク型原型炉設計を進め、核融合エネルギーの早期実現を図ることである。そこで、平成31年3月の初プラズマを目指し、那珂核融合研究所の臨界プラズマ試験装置JT-60の一部施設を再利用して超伝導トカマク装置JT-60SAへの改修を進めている。本講演では、JT-60SAに関する日欧の調達状況及び研究開発の現状についてまとめる。
小出 芳彦
no journal, ,
サテライト・トカマクJT-60SAの機器製作が日欧の協力のもとに進展し、欧州による現地作業を目前に控えている。2019年3月の実験開始に向けて組立作業も順調に進捗している。
栗原 研一
no journal, ,
「地上に太陽を!」をキャッチフレーズに進められている核融合エネルギーの研究開発は、現在実験炉を国際協力で建設しており、発電炉までもう一息というところである。核融合反応の起こし方は、世界中の多くの研究者により様々な方式が発案されたが、実験で実力が評価され淘汰された。最も有望な磁場閉じ込めプラズマ核融合方式については、大規模な電磁気応用システムであることから、先端科学技術の進歩と相互発展しながら、先進主要国で進められてきた。これら一連の研究開発は「アイデアの創出困難な装置製作色々な改良新たな課題の発見」の繰り返しで、特に大型実験装置建設では、機器の設計製作いわゆる「物作り」における技術的困難とその克服とが最大のテーマとなっている。本講演では、お手本や前例のない要求にどう向き合い、いかなる新たな課題が発生し、それをどう解決したかについて、研究開発の試行錯誤の歴史を中心に実例を紹介しながら、課題克服時の工夫のポイントや失敗時の教訓等を通じて核融合開発での「物作り」の魅力と格闘の歴史についてお話をさせて頂く。